『恐らく聞こえていると思われます』
『あ、あー。…よし!佐藤、紙』
『これですね、どうぞ』

突然流れ出した放送。
この学校に放送室は1つ。
目の前にある扉の奥だ。

『えーっと、初めまして。落ちこぼれの舞蝶中学校の生徒の皆さん♪』

或斗「あ?なんだこのガキ」
雨音「或斗、とりあえず話を聞こう」
或斗「あ、ああ」

『きっと怒った子がいるよね〜♪悪気は無いんだ☆』

『今から君たちには、情報交換ゲームをやってもらうよ〜♪ルールは簡単っ☆体育館に来ればルールが分かるよ!まあ別にルールを破っても死ぬだけだけどね☆』

沙織「し、ぬ…?」

『とりあえず動揺するのはルールを見てからね☆それじゃあまたいつか会おう♪』

ープツンー

沙織「今の…何」
来夏「情報交換ゲーム?なんかやばそ〜」
沙織「ここに、いるの…?」
或斗「ああ。放送室は一つしかないからここにいるだろうな。押し掛けるか?」
雨音「今刺激するのは良いとは思えないな。とりあえず体育館に行こうか。」
来夏「そーだね!ルール知ろ〜」