「ほんと、このケーキおいしい!!」
「でしょ?前に研修の時に、可奈さん給湯室で、お客さんからもらったケーキの箱開けながら、モンブラン誰かに取られちゃうかなぁ~とかって言ってたでしょ」
「え???なんで??」
「で、そのあと、みんなにどれにします?って周りながら聞いて、俺の同期の森にモンブラン取られたでしょ」
「…」
「可奈さん先に好きなの取っちゃえばいいのに、律儀にみんなに聞いてさ、結局、自分最後チーズケーキで、レアチーズ苦手なくせに、おいしいね、なんて言ってさ」
「なんで知ってるの!!!」
「だって、その時、レアチーズ残ったら、どうしよう~~って言ってたし」
そう言って宮下君はニコって笑って、ケーキのなくなった私のお皿に栗をくれた。
「でしょ?前に研修の時に、可奈さん給湯室で、お客さんからもらったケーキの箱開けながら、モンブラン誰かに取られちゃうかなぁ~とかって言ってたでしょ」
「え???なんで??」
「で、そのあと、みんなにどれにします?って周りながら聞いて、俺の同期の森にモンブラン取られたでしょ」
「…」
「可奈さん先に好きなの取っちゃえばいいのに、律儀にみんなに聞いてさ、結局、自分最後チーズケーキで、レアチーズ苦手なくせに、おいしいね、なんて言ってさ」
「なんで知ってるの!!!」
「だって、その時、レアチーズ残ったら、どうしよう~~って言ってたし」
そう言って宮下君はニコって笑って、ケーキのなくなった私のお皿に栗をくれた。
