「伊豆!!」

俺は伊豆魔の元に行こうとするが

それと同時にユンは伊豆魔に針を向ける

「待ちなさい!今貴方が来たらこの針を伊豆魔君の心臓に刺すわよ」

それを聞いて俺は足を止め

その事を確認したユンは話を続ける

「ねぇゲームをしましょ?」

俺は目を細める

「ゲーム?」

「そうよ…ゲーム…ルールは簡単私を倒せたら伊豆魔君を返してあげる……けど………貴方が攻撃を受ける事にこの針を1本ずつ伊豆魔君に刺していくわ」

「なっ!!……」

きっとそう言い出した理由は俺が死なないからだろう

だがこいつ相手に俺が勝てる可能性は今の体力では極めて低い

避けるので精一杯かもしくは……

俺のせで巻き込んでしまった伊豆魔に対して俺は申し訳なくなる

けど倒さなきゃユンの事だきっと返してはくれない

俺は銃を構える

一方ユンは微笑み

「さぁ…貴方の実力見せてもらうわよ!」

その言葉を後にユンは

ウイルスを集めて作った猛毒針を俺に向かって放つ