距離をおかせる為

槍に炎を集めそれをゴーレムに向かって突き刺す

ゴーレムは後ろに下がりそのまま倒れる

今だ!とその場をすぐ立ち去ろうとするが

ゴーレムの背中から生えたツルに足を捕まれ

上に向かって投げ飛ばされる

「くっ!!……」

この時俺は再生魔法を使おうか迷っていた

先程走って来た為体力が残っていない

今使ってしまってはどちらにしろ倒れてしまう

もうダメだと意識を手放しかけたその時

後ろから闇の矢が飛んできてゴーレムに突き刺さる

「なーにこんな所で寝てんだよ天野神」

俺はとっさに声の方を向いた

一紀だ

「16年ぶりだな天野神」