四人は会議室へ向かう

会議室につくと電気をつけ各自自分の席へと座る

「それじゃあ…Allkeyjet緊急会議を始める!!」

俺がそう言うと三人は俺の方を向く

「今日は最近大きな噂になっている魔神についての会議だ!」

俺が言うとトールは顔をしかめる

「あの魔神?…確かここ最近ここら辺でも出てるんでしょ?」

それに続き伊豆魔が言う

「はい…不死の神がどうたらと…ただそれだけで魔神の狙いどころは一体不死の神のどこにあるのかは不明です」

トールは何か良い案を思いついたのかニヤッと笑う

「そうだ!その魔神の狙いは不死の神にあるならいっその事レオさんをおとりにしておびき出せば?」

そう言い出したトールを俺は少し睨む

「は?俺を殺す気か!バカ!」

「え~だってレオさん不死だからどちらにしろ死なないじゃん」

「死ぬわ!精神的に!!」

「え?何?精神的にって」

そんな俺らを呆れたような目で伊豆魔は見て怒りっぽく言う

「あの…先輩方ちゃんと真面目に考えて下さい」

伊豆魔が言うと俺とトールは少々黙る

次は火矢問が言いたげそうな顔をして口を開く

「けどピーナッツが言った案は良いと思う……レオが死にそうなら俺が同行する」

ため息をつき俺は仕方がなく

「分かった…かやちゃんがそう言うならそれで良えよ」

トールは不満そうな顔をして小声で言う

「僕が言った時はダメだったくせに……」

それを聞きつけたのか伊豆魔は耳をピクッとさせ

トールの耳元で俺らに聞こえないように言う

「レオ先輩はピーナッツ先輩に対してだけ無意識なツンデレなんですよ」

そうニコッと微笑みトールを励ますが

「ツンデレね~ただのツンな塩対応だと思うけど」