見殺し…………
その言葉を聞いて俺は泣き崩れた
「俺はこれを知らせる為に決闘を申し出たって訳だ」
「何もかもお見通しだったっ訳かよ……」
「そうだ……しかし何だ?さっきの能力身体を操るような…サイコキネシスとはまた違う」
涙を拭いて
「あれは誘惑能力……あの甘い香りの匂いを嗅いだものは俺の思い通りに出来る……」
「思い通りに……ね~」
手を胸に当て俺は告げる
「確かに……俺は面倒くさかったのかも知れない…この能力を使ってれば何だって出来たはずだ……」
暁の兵器は俺を見下ろす形で俺を見る
「でも……だからこそ!罪をこうやって償って!!」
言った瞬間暁の兵器の剣が俺の喉元に向けられる


