俺と音々が結婚をしてから半月程が過ぎた今日
俺と音々はデート(お出かけ)をする事にしていた
「麗尾?準備出来た?」
「あぁ出来たぞ!」
鞄を持ち玄関の方に歩いて行く
「もうあの告白から半年経つんだよね…時間は早いな~」
「早いからこそ今ある時を大切に過ごす……だろ?」
「うん!」
音々は靴を履き俺の手をギュッと握って
「さ!行こうか!」
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俺らは手を握りながら町中を歩く
途中人だかりを見つけ
「何かイベントでもしてるのかな?」
そう音々が言うと俺も少し気になっていた為
二人でそちらに向かう
するとそこにはアメリカのスミス大統領がいて何か言っていた
英語ではなく日本語で言っている辺り何かしらの重大な目的でもあるのだろうか…俺らは耳を傾けた
「えー日本の皆さん!どなたか我が国の為に私の妻になってはくれないだろうか」
俺は呆れたわざわざそんなものの為に日本語を覚え日本に来ている事に対して
もそうだが特に自らの仕事を捨ててまでこんな事にしていることに対して呆れた
そんな彼に対して音々は心配そうな顔をしてる
「大変ね…きっと後継ぎが欲しいだろうな…」
それを聞きつけたのか大統領が俺らの方を向く
「そこのお嬢さん!分かってくれますか?」
スミス大統領は音々の方に近づき両手を握る
(やれやれ夫が横にいるって言うのに……)
「すみませんが大統領その女の人は俺の妻です…もし妻にしようとしているのならお引取り申し上げたい」
俺は音々を大統領から離そうとするが大統領は音々を離そうとはせず
「私は大統領だぞ!君がそう言おうと私の方が偉い!何なら君のこの行為として戦争にしても良いんだぞ!」


