「ねぇ考え事って何?何か不満な事でもあるの?」

「いや…その…不満な事は無いよ…………なぁ音々…」

俺は音々の目をしっかり見て前を向く

俺の心の中で告白の決断がついた

「ん?どうしたの…言ってごらん?」

音々の手を掴み

「………………音々……………俺と…………結婚して下さい!」


音々は一瞬驚いた表情で俺を見たが

すぐにそれも解れ今にも泣き出しそうな程に涙がたまって

「もちろん……よろしくお願いします…」

音々は笑い一筋の涙が頬を流れた