夕方……

仕事が終わりいよいよ音々に告白する事にした

(あぁ緊張するな……大丈夫!今まで通りに…)

俺はいつも物事ははっきりと言える方なのだが

いざ恋の告白となるとそうもいかない

心拍数が高鳴る…自分でも分かるくらいに

そして俺は音々の仕事場のふすまを開けた

「あっ麗尾!今日もお疲れ様珍しいね麗尾から来るなんて 私もう少ししたら行こうと思ってたのに」

「まぁな…」

緊張しているせいか部屋の前で立ち尽くしている

「どうしたの麗尾?別に中入って良いよ?」

「あ!ごめんちょっと考え事してた」

やっと部屋の中に入りふすまを閉め音々の前に座った