また時は過ぎ2197年
ゆりを亡くしてからもう185年もの月日が経っているらしい
俺はその85年前の記憶は天神によって100年ごとに記憶が消されている為
その記憶も曖昧だ
ゆりって誰だっけ?……思い出せない
俺がそんな事を考えてると一人の少女が俺を呼ぶ声が聞こえる
「麗尾!起きてー!」
俺の身体を揺する
(そう言えば名前も獅から麗尾に変えたんだっけな……)
俺は目を覚まし起き上がる
「んっんー!……あれ?もう朝?」
「もう朝?じゃないわよ…仕事!あるでしょ?」
彼女は伊能音々ここ伊能神社の巫女だ
伊能神社は俺が来る前名前も全然知られてないボロい神社だったのだが
俺が不老不死の神だと知られてからは不死の神社として有名になった
そして俺の仕事と言うのは〝血抜き〟だ
不死の神の血を抜きその血で染めたものは不老不死の力宿ると言われている
その為俺は毎日血抜きをさせられリボンの色染めを任されていた
ゆりを亡くしてからもう185年もの月日が経っているらしい
俺はその85年前の記憶は天神によって100年ごとに記憶が消されている為
その記憶も曖昧だ
ゆりって誰だっけ?……思い出せない
俺がそんな事を考えてると一人の少女が俺を呼ぶ声が聞こえる
「麗尾!起きてー!」
俺の身体を揺する
(そう言えば名前も獅から麗尾に変えたんだっけな……)
俺は目を覚まし起き上がる
「んっんー!……あれ?もう朝?」
「もう朝?じゃないわよ…仕事!あるでしょ?」
彼女は伊能音々ここ伊能神社の巫女だ
伊能神社は俺が来る前名前も全然知られてないボロい神社だったのだが
俺が不老不死の神だと知られてからは不死の神社として有名になった
そして俺の仕事と言うのは〝血抜き〟だ
不死の神の血を抜きその血で染めたものは不老不死の力宿ると言われている
その為俺は毎日血抜きをさせられリボンの色染めを任されていた