―――――――――――――――――――――― 「犯人は別の奴だって言えればよかったんだがな… 俺いっしょに捕まっちっまうんじゃないかと思ったら動けなくてよ」 目の前の2人に向かって語り掛ける そうだ、あのとき声をかけていたら… 恩返しもできないなんて… 「…ってことだ。お前さんの言っていることはあってるよ」 目の前の少女は放心したように固まっている 「まさか…別の人…間違って…嘘だ…」 なにやらぶつぶつ呟いている