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「みんな、集まったな」



今日は俺たちが声をあげる日

予想をはるかに超える人数が集まってきてくれた




これなら、貴族共も俺らを無視できないだろう






「いくぞ!!!」

「いいよ!ヤスさん!」
俺にこたえるように優も声を上げる



そう号令をかけ、俺らは財力を見せつけるような無題豪華な豪邸に向かって叫んだ






「食料を分けてくれ!」

皆も一緒になって叫ぶ



「少しでもいい!」


「このままじゃ死んじゃうよ!」



「おねがいですだ…貴族様、助けて下され!」



しばらく叫び続けていると、やっと金持ちどもが出てきた



やったぞ、これならいけるかもしれない…