北欧の死神~死刑執行人~

「え?」

間抜け面で看護師がこちらを見る

そういえば何か話していたがどうでもいい



ベッドの上の少年は痛々しいくらいに痩せていた



「知り合いなんですか!?資料には環境保安部担当の方だと…」




「早く出ていけ」




「!

しつれい…し…ます」



やっと煩いやつがいなくなった





もう一度ベッドに目を向ける