「苦手な人同士じゃ、問題解けないんじゃない?」 教えることが出来る人がいない勉強なんて意味があるんだろうか。 苦手をなくすために勉強するなら、苦手な人同士は意味が無い…よな? そんなことを思いながら発言すると、ハッとした顔をする2人。 …………気がついてなかったわけね。 「じゃあさ、一緒に勉強やらない?楓月くんも妃波くんもいい?」 「私からもお願い!」 いい案が思いついたとばかりに、提案してきた2人。