「テストなんて、無くなればいいのに……」 「確かにそうだけど、そうもいかないよ」 「じゃあさ、放課後図書室で勉強しようよ!ね、一葉ちゃん!」 「うん、いいよ」 早速その日の放課後からテスト勉強を始めた私たち。 考えることはみんな同じなのか、放課後にはめったに人が出入りしない図書室にもたくさんの人が来ていた。 「混んでるね」 「ねー。あ、美織!あそこ空いてるよ!」 ちょうど空いている席を見つけて、他の人に取られる前にと急いで席を取ろうとした矢先。