その日は体育がおわった。


次の日、バドミントンのテストのつづき。

「先生いいにおいする」
クンクンと先生の服の匂いをかぐ。
「匂いには気をつけてるよ」
いいなこの人。
「先生彼女いるのー?」

いませんように..お願いします..

「何回俺言えばいいんだろ。いないよ、」
え?よかった。でも他の人にも聞かれてるんだ..もしかして..いてもいないっていってるのかな?

「独り暮らし?」

「そうだよ。大変。」
やだ会話終わっちゃう。

考えてもなにも話題はでてこず..
あ~終わっちゃった。

「先生〜!」朱が声をかける。
「朱、今行く。」

え、私の名前は呼んでくれないのに?

なんかモヤモヤする。

キーンコーンカーンコーン

授業終了。
女の子が先生に声をかけにいく。

あ..また話すタイミング..失くした..。