ちら、と近田君に視線を向ければ、この間みたいにちょうど目が合った。 だけどやっぱり、すぐに逸らされる。 近田君にとっては、私と同じ委員会になるのは凄く嫌なことなんだろう。 それが分かったから、私はやっぱり何も言えず、一覧表に視線を戻した。