俺は勇村悠。


チームのエース!


なのに何故、球磨きを……


「しっかり磨いてよね〜。」

しかもマネジは部室でくつろいでるし……


「どうして俺様が球磨きなんか!」


「それ!」

若菜が俺に向かって指を指す。


「なにが!」


「だからその態度がいけないの!ちょっと新聞に載ったからって天狗にならない!」


「うっ……」


俺の手から磨き終わった白球を取る。