あの頃は私の体の調子もよくて、全てが楽し
い日々だった。
「咲桜ちゃんーーーー!
どうしたの?大丈夫?」
「え?」
「だって咲桜ちゃん悲しそうな顔してたよ?
どこか痛いの?」
こんな小さい子達に心配かけちゃうなんて…
私、最近ぼーっとしすぎかも?
ちゃんとしなくちゃね
「だいじょーぶだよ!
どこも痛くない!
心配してくれてありがとね!」
「じゃー遊ぼー!
鬼ごっこはだめだから…
お絵描きしよっ!」
「唯もする〜!!!!!」
「いいよ!
じゃーなに書こっか〜?」
「えっとねー電車書いて〜!!!
僕、大きくなったら電車の運転手になりたい
んだ〜!」
「唯にはケーキ書いて〜!
唯はね大きくなったらケーキ屋さんになるん
だよ!」
「そっか〜!
2人とも夢があっていいね!
書けるかな〜?」
「咲桜ちゃん、咲桜ちゃんの夢は?」
…………………夢?
夢を聞かれたのなんていつぶりだろう。
夢が叶うことは無いって知ってから、夢を追
うのをやめた。
周りにいる人も、私の命はもうすぐ尽きるこ
とを知ってか、夢を聞くことはなかった。
「夢かぁ…………
まだ決まってないんだ〜」
「そっか〜!」
私は希望通り、電車とケーキを書き、他の子
の書いてほしいものや似顔絵などを書いてた
ら、いつの間にか結構な時間が過ぎていた。
い日々だった。
「咲桜ちゃんーーーー!
どうしたの?大丈夫?」
「え?」
「だって咲桜ちゃん悲しそうな顔してたよ?
どこか痛いの?」
こんな小さい子達に心配かけちゃうなんて…
私、最近ぼーっとしすぎかも?
ちゃんとしなくちゃね
「だいじょーぶだよ!
どこも痛くない!
心配してくれてありがとね!」
「じゃー遊ぼー!
鬼ごっこはだめだから…
お絵描きしよっ!」
「唯もする〜!!!!!」
「いいよ!
じゃーなに書こっか〜?」
「えっとねー電車書いて〜!!!
僕、大きくなったら電車の運転手になりたい
んだ〜!」
「唯にはケーキ書いて〜!
唯はね大きくなったらケーキ屋さんになるん
だよ!」
「そっか〜!
2人とも夢があっていいね!
書けるかな〜?」
「咲桜ちゃん、咲桜ちゃんの夢は?」
…………………夢?
夢を聞かれたのなんていつぶりだろう。
夢が叶うことは無いって知ってから、夢を追
うのをやめた。
周りにいる人も、私の命はもうすぐ尽きるこ
とを知ってか、夢を聞くことはなかった。
「夢かぁ…………
まだ決まってないんだ〜」
「そっか〜!」
私は希望通り、電車とケーキを書き、他の子
の書いてほしいものや似顔絵などを書いてた
ら、いつの間にか結構な時間が過ぎていた。

