絢香side ピピピピ…ピピピ…ピピ…バシッ。 目覚ましがやかましく鳴り響く。 「はぁ…。」 今日からまた月曜日。 学校に行かなくてはならない。 行きたくないけど、高校くらいは真面目に行かないと、卒業できないし、中卒だと、やっぱり困るかもだし…。 のそのそと動いて、制服を着て、一人ゆっくりと動き出した。