透明の氷の涙

あの時,もっと寄り添っていたら・・




あの時もっともっと早く異変に気付いていたら・・





こんなことにならなかったのにね・・







ごめんね・・和弘




<彩夏Side>


私,彩夏は公立高校に通っている2年生。



そして,斜めの席には仲の良い男子と話している,私の片想いの人和弘君。




和弘君に片想いしてもう3ヶ月・・




まだ,告白のこの字も出来てない。




話したのは私が,数学のワークを忘れて貸して貰ったことぐらい・・





私はずっと彼女がいると思って半分は諦めかけたけどある言葉を聞いてしまった・・




それは・・






『あぁあ~クリスマスもぼっちかぁ~』




他の男子は笑っていたが,私は笑うことなんか通り越して飛び上がる位凄く嬉しかった。





(やっと夢が叶うんだ)そう思った。





もう少しで,修学旅行という大事な大事な行事がある。






私はこの日に告白すると決めた。




でも・・





思いもよらないことが起こった



~in教室~





「彩夏って好きな子とかいないの?」





と私の友達,紗良と光香が聞いてきた





「いるよ!」




と答えた。





すると





「えぇ!!誰誰??うちらの知ってる人?」





「うん。知ってる人というかクラスメートかなぁ」




「じゃぁヒント!」






友達がめっちゃ質問してきた。





「バスケ部で・・背が高くて,ほっぺに少しニキビがある子」






「バスケ部でほっぺにニキビ・・・・・・米田君?」





「・・うん。」





「マジで!?えぇ?!何で?」




「文化祭の時にワッフル買いに来てくれて・・そこからかな,米田君のことを,気になり始めたのは」