身を引いた私 でも、、、

………。



どうしよう。



私が何も言わずに抜けたから、こんな弱体化してしまったのかもしれない。



と、



恵「皆さん!頑張って下さい」



と、こちら側から応援する恵。



けど、



何分かしても、状況は悪くなるばかり。



どうして、こんなにも変わってしまったのだろう。



やっぱり、私のせいなのかな?



すると、



有紗「見捨てるか、助けるか」



陽翔「千代が決めると良い」



と言い出した。



「えっ?」



有紗「このままじゃあ、光が無いままでは、勝つ気力が無くなって行くばっかりで、余計に戦況は

悪くなる。でも、」



陽翔「光の千代が戻れば、いや、勝つ希望があれば。俺達の力があれば、桜花は勝てる」



………。



有紗「このままじゃあ、負傷者も増えるし、あそこ」



と指す方向に目をやると、私は絶句した。