次の日。



と言っても、私にしたら数時間しか寝ていないが、



とにかく、有紗と陽翔と一緒に学校へ行く。



恵も一緒に。



恵には、私の制服を貸した。



せめて龍輝と竜也の誤解を解くためにも。



黒龍は今日は休むか遅れると思う。



いや、実を言うと置いてきたんだ。



と、に、か、く。



私達は理事長室に直行した。



龍輝「どうしたんだ?って、誰だそれ」



恵「あ、あの、私です。そ、その、芹沢恵」



龍輝「芹沢、恵。って、ケバかった!?」



恵「そ、そうです。不快な思いをさせてしまったんなら謝ります。色々すみませんでした」



と言い、ペコッと頭を下げる恵。



龍輝「いや、でも、何で」



あ、説明しないと。



「脅されてたんだよ」



龍輝「脅してたんじゃ無くてか?」



とまぁこの後、色々と頑張って説明して、理解して貰った。