有紗「そんな」



陽翔「マジかよ」



私も有紗も陽翔も、驚きを隠せなかった。



と、



恵「ねぇ、貴方って異端派の族や組を潰す神でしょ?」



「あ、あぁ」



恵「もしも出来たらだけど、毒竜も潰してくれない?」



!!



有紗「アンタ、その意味分かってるの?」



恵「えぇ。毒竜が潰れて、家も潰れた。私の人生メチャクチャだけど、千代って子が体験した辛さとかと

比べると、こっちの方がマシだわ」



!!



私は、何て勘違いをしていたんだろう。



恵「それから、もう1つ」



「何だ」



恵「華宮千代って子、世直しの嵐華をしてるんだけど、会ったらこの事教えてあげて。

もう桜花に戻って大丈夫って」



!!