翌日。



片付けなどは組員がしてくれたらしく、私は組の自室の畳の上で冷房をガンガンに掛けて涼んでいた。



時刻は昼の2時。



今日の服は、ノースリーブの白シャツと黒短パンと黒ネクタイ。



髪は高い所でポニーテールにしていた。



「涼し~」



幸せ~。



と思っていると、



スー



と襖が開いて、有紗と陽翔が顔を覗かせた。



「どうした?」



すると、



笑いをこらえながら



有紗「黒龍と、雷さんが、来たよ」



と言ったのだ。



「は?」



黒龍と雷さんって、昨日の今日で?