身を引いた私 でも、、、

誠「何だったんでしょう」



白夜「さぁ?」



命「そやけど、千代はんを総長と見間違えてたんやろか?」



奏「さぁ?」



蓮「って、何でそこ血が着いてるの?」



聞こえている声が、左から右へと抜けていく。



私は、どれだけ仲間を傷つけたんだろう。



私がこんな何だから、誠哉達はそれ以上かな?



爪が食い込んでも、手を握り締める。



ポタ ポタポタ



ポタ、ポタ、ポタ



千里「千代!」



お母さんが驚いている。



誠「千代さん、手から血が!それに、何故泣いて」



泣いて?



泣いてるの?



確かに、頬に滴が垂れていく。