身を引いた私 でも、、、

一「1年前、僕達の前から忽然と消えた、桜花総長の華宮千代でしょ!」



黒龍「!?」



千里「………」



雷「??」



「………申し訳ありませんが、人違いです」



辛い。



一「えっ」



違うかも知れないのに、走ってきてくれた。



違うと言っても、諦めずに私だと言ってくれた。



信じてくれた、信頼してくれた。



裏切り者だから捜してるのかも知れないけど、捜してくれてるのが嬉しかった。



でも、



誠哉「千代、ですよね?僕らの知る、桜花の」



「………違います」



ほら、こうやって。



痛い、痛い。



胸が、心が。