「俺、ウーロン茶でいいや、莉央ちゃんは?」


『私はアイスミルクティーで、』


そう言うと隼人君は定員さんを呼んでちゃっちゃと注文をしていた、



「…俺天宮の事諦めたほうが良いのかな?」


いきなり発した隼人君の言葉に私はただ驚くことしか出来なかった。



本来なら嬉しいはずなのに…


柚子の事を話されてる時と隼人君の切ない顔を見るのは同じくらい胸がキューンとなった…


『何…で?』


「公園に行く途中駅で見ちゃったんだよね…」


『何…を?』


無神経なことって分かっていても自分には理解が出来てなくて、