「送れちゃってごめんね~~」
最後に軽く微笑まれてまたドキッと胸がなった、
『大丈夫っ』
「そ?じゃあどこ行く~~??」
やけにテンションの高い隼人君に違和感を抱いたんだけど受け流してしまった…、
『…ん~
じゃっ、駅の周辺うろうろしながらショッピングとかは?』
「おっ、いいね~」
『うん!』
そう言いながら洋服やアクセサリー店が並ぶ通りを歩いていく、
『あ~あれ可愛い~!!』
私が見つけたのはアクセサリー店のショーウィンドウに飾ってあるペアリング…
隼人君と付けられたらなぁ~…
「ペアリングね…」
隼人君はきっと柚子と付けられたらって思ってるだろう…

