休み時間。


「ねぇねぇ!」

おぉ、びっくりした。

声をかけてきたのは前の席の女の子。

ミナミフウカ
南風華ちゃん、背が高い。

正直前が見えずらかったりもする。


「よろしくね!」

「よろしく」


かわいいっていうより美人って感じかな。


とりあえず友達ができた!嬉しい!





その日は風華ちゃんと帰った。







帰り道。

まぁまぁ視線を感じる。

美人の風華ちゃんといるからかな。


「風華ちゃん!綺麗だね!」


思ったことをそのまんま言ったのに.......。

風華ちゃんは固まってる。


「...風華ちゃん?」

「ひーなーちゃーんー?!!!」

なんだろう、一瞬ニヤって。

「え。」

ぎゅーって。


私は身長が低いから、風華ちゃんの腕の中にすっぽり。


「風華ちゃん風華ちゃん、苦しいよ!!」

「あ、ごめん...」

「もう!!」

「ごめんねー、かわいくてつい!」

「はは...」

「陽菜ちゃんだめだよ~そんなかわいい顔しちゃ!」

「えーっと...」

「女の私でもドキッとしたよ、やれやれ」

「そういう風華ちゃんこそ、背も高いし綺麗だしいいなぁ!!」

「陽菜ちゃんちっさいもんね!」

「笑わないでよ!もう!」

「じゃあ私こっちだから」

「うん、バイバイ!」

「また明日ね~」






風華ちゃん。
綺麗でおもしろい子だったなぁ。


これからの学校生活、楽しみ!