先輩は笑いながら私のほっぺたをつまむ。


「ふぇんぱい夢じゃないでぇふよね〜。」


「ははっ。当たり前だろ。んで、返事は?」


やっとぽっぺたから手を離してもらえたと思ったら急に真剣な顔になってドキッとした。


「わ、私も好きです…。」


「っしゃー!日向おいで?」


先輩が手を広げて待ってる。


勢いよく先輩の胸に飛び込むと、先輩が…