そう言われて気付けば西条さんの車の助手席に乗せられて。
悠と凛は西条さんの両腕に抱き上げられてニコニコ手を振ってる。
私と離れる事を嫌がる様子は微塵も見えず。
私も手を振り返しているうちに車が出発した。
そして今、やっぱりこの状況を理解出来ないまま落ち着かない気持ちで運転してくれている佐賀さんをそっと見てみた。
すると僅かに笑い声が聞こえたと思ったら「戸惑っていらっしゃいますよね」と話しかけられた。
「えっ・・・あっ、はい。あの、まさか佐賀さんに送って頂くと思っていなかったので。西条さんにも電車で行くと伝えたのですが。佐賀さんも今日はお休みのはずなのに、本当に申し訳ありません」
頭を下げて謝罪した。
佐賀さんは西条さんの秘書であり、私とは何の関わりもない。
例え西条さんの頼みでも私のこんなプライベートなことで佐賀さんにお願いしたなんて、佐賀さんにとったら迷惑でしかないことなのに。
そう思うと恐縮する思いから頭を上げる事ができない。
ボーッとしながら車に乗ってしまったけど、もっと早くこの事に気付かなければいけなかったのに・・・。
そんな事を頭に思い巡らしていると、佐賀さんの気遣う声が聞こえた。
「そんなにお気になさらないで下さい」
その優しい声に顔を上げると、こちらに少しだけ顔を向ける佐賀さんと視線があった。
そのままもう一度頭を下げて謝罪する。
「佐賀さんは西条さんの秘書さんであって、私が何かして頂く立場ではないのに本当に申し訳ありません」
悠と凛は西条さんの両腕に抱き上げられてニコニコ手を振ってる。
私と離れる事を嫌がる様子は微塵も見えず。
私も手を振り返しているうちに車が出発した。
そして今、やっぱりこの状況を理解出来ないまま落ち着かない気持ちで運転してくれている佐賀さんをそっと見てみた。
すると僅かに笑い声が聞こえたと思ったら「戸惑っていらっしゃいますよね」と話しかけられた。
「えっ・・・あっ、はい。あの、まさか佐賀さんに送って頂くと思っていなかったので。西条さんにも電車で行くと伝えたのですが。佐賀さんも今日はお休みのはずなのに、本当に申し訳ありません」
頭を下げて謝罪した。
佐賀さんは西条さんの秘書であり、私とは何の関わりもない。
例え西条さんの頼みでも私のこんなプライベートなことで佐賀さんにお願いしたなんて、佐賀さんにとったら迷惑でしかないことなのに。
そう思うと恐縮する思いから頭を上げる事ができない。
ボーッとしながら車に乗ってしまったけど、もっと早くこの事に気付かなければいけなかったのに・・・。
そんな事を頭に思い巡らしていると、佐賀さんの気遣う声が聞こえた。
「そんなにお気になさらないで下さい」
その優しい声に顔を上げると、こちらに少しだけ顔を向ける佐賀さんと視線があった。
そのままもう一度頭を下げて謝罪する。
「佐賀さんは西条さんの秘書さんであって、私が何かして頂く立場ではないのに本当に申し訳ありません」



