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「ふふっ、楽しみだね。」




私は、3人の顔を見ながら微笑んだ。





それから、文化祭が始まり、たくさんのお客さんが校舎に入ってくる。




私たちのメイド・執事喫茶は、11:00からの開店で、時間まで少し余裕がある。




その間に接客組は、服に着替え、キッチン組は、最終の下処理をする。




接客組もキッチン組も準備が終わり、クラスの文化祭委員の「模擬部門1位を獲るぞー!」という声掛けと同時に、教室のドアを開けた。




その瞬間に、お客さんが何人か入ってくる。





男の子には


「「「いらっしゃいませ、ご主人様」」」




女の子には


「「「おかえりなさいませ、お嬢様」」」




初めは、恥ずかしくて言えなかったけど、しばらくすると、慣れてくる。


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