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「俺には、玲香しかいないから。
だから、俺と一緒にいてください。」




私の大好きな笑顔で、少し照れながら言った。




「ひー、く...っ」




目から涙がこぼれ落ち、お布団に涙のシミが少しずつできていく。




こんなの、



「プロポーズ、だよ...っ」




いいのだろうか。



私なんかが。



ひーくんと約束をしてー。




「プロポーズだよ。
俺には、玲香しかいらない。
俺は、玲香が好きだ。」




ひーくんのお嫁さんには、なれないのに。

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