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「箱？」




とても小さい、小さい箱。



中身が、だいたい予想できる。




震える手で、その箱をゆっくりと開ける。




そこには....




キラキラと光った綺麗な指輪があった。




私は、バッとひーくんの顔を見る。




「ひー、くん！これ！」



「１日はやいけど、どうしても渡したくなったんだ。」




私の左手を握り、指輪を薬指にゆっくりとはめたひーくん。

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