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それでも、私は。



「後悔、してないよっ!」



ニコリと少しだけ微笑み、お母さんを安心させる。



「......っ。
無理して、学校に行かなくてもいいからね。」



そう言って、私の手をソッと握った。



「うん...」



ありがとう、お母さん。



お母さんのその優しさが、とても暖かい。



無償に泣きたくなる。



でも、ここで泣いたらだめだから。



「お母さん」



「どうしたの?」



「誰にも私の病気のことは、言わないでほしい。」


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