「母さんもごめん。こんな親不孝な息子、欲しくなかったよな」
「そんな事言わないで。どんな颯斗も私の大切な息子よ」
颯斗はかなり自己嫌悪に陥ってるみたい。
私は何も言えなかった。
こうなったのは病気のせいだって言いたいけど、それだけで片付けられる話じゃない。
そんな簡単な言葉で、終わるならこんなに苦しい思いはしないはずだから。
「俺、記憶が、戻った時優杏、が走って行った、方に行こうとしたんだ。けど、足が、動かなかった。必死にベッド、から出ようとしたのに、思うように、動かす、こと、が出来なかった」
「もう、足動かなくなっちゃったってこと?」

