空の君に手をのばして





「そろそろ戻らないとね。颯斗も不安がってるわ」





「そうですね」







しばらく抱き合った後、病室に戻ることにした。








いつまでも逃げてるわけにはいかない。








立ち向かわなきゃいけないんだ。














どれだけ辛くても、今本当に辛いのは颯斗なんだから。