空の君に手をのばして

【五月二十六日





















優杏が知らない人を連れてやってきた。




















誰だか分らなかったけど、何だか懐かしい感じがした。























きっと、病気で忘れてしまった人たちだ。早く思い出さなければ。
























みんな泣いているから】






























サッカー部のみんなで初めて颯斗の病院に行った日。























みんなには辛い思いさせちゃったな。