空の君に手をのばして

【五月十六日




















サッカー部の顧問に、すべて事情を話して退部届けを提出した。






















先生はきちんと受け取ってくれた。
























医者から病気を告げられた時は泣かなかったのに、退部届けを出した後これでもかという程泣いた。






















それほど俺の中で、サッカーはかけがえのないものだった】