有馬くんと初めて話した日から一週間。
あれから、毎日のように有馬くんと顔を合わせた。違うコースなのに、有馬くんはいつも私のいる所に来て、あいさつや雑談をして別れる。
これが、最近の私の習慣になっていた。
不思議だな、と思いつつも、嬉しかった。
それはなぜだか分からないけれど。
そして、日本史の時間。
いつもの通り、机の中をあさる。
ノートを開き、かいくんからのメッセージを読むのも習慣になりつつある。
〈今日は友達と、放課後にカラオケ行くんだ。りいは、なんか予定あんの? 〉
カラオケかぁ…。
〈私は特に予定とかは無いなぁ。かいくんは歌うまいの?私は下手!もっぱら聞くほうだよ(笑) 〉
書き終えてふぅとため息をつく。
ノートを机の中へ入れて、授業に耳を傾ける。
だけど、やっぱり授業なんて全く分からなくて……。
私はもう一度ため息をつき、机に突っ伏した。
あれから、毎日のように有馬くんと顔を合わせた。違うコースなのに、有馬くんはいつも私のいる所に来て、あいさつや雑談をして別れる。
これが、最近の私の習慣になっていた。
不思議だな、と思いつつも、嬉しかった。
それはなぜだか分からないけれど。
そして、日本史の時間。
いつもの通り、机の中をあさる。
ノートを開き、かいくんからのメッセージを読むのも習慣になりつつある。
〈今日は友達と、放課後にカラオケ行くんだ。りいは、なんか予定あんの? 〉
カラオケかぁ…。
〈私は特に予定とかは無いなぁ。かいくんは歌うまいの?私は下手!もっぱら聞くほうだよ(笑) 〉
書き終えてふぅとため息をつく。
ノートを机の中へ入れて、授業に耳を傾ける。
だけど、やっぱり授業なんて全く分からなくて……。
私はもう一度ため息をつき、机に突っ伏した。