『lastday』

「通してくださーい!」

その声と共に運ばれてきたのは大きなボード。

小さく文字らしきものが書かれている。

それを見た瞬間一気に緊張が増す。

ボードを置くと、一斉にそこに集まった。

「葵行こう!」

「ま、まだ心の準備が…。」

「大丈夫!」

茜は私の手を取り人混みをどんどん進んでいく。

ついに一番前に出てしまった。

「ほら葵前向いて顔上げて!」

そう言われおそるおそる顔を上げる。