―そして、今日。俺はいろいろと決心した。



まず1つ目は、毎日親父の仏壇の前で拝んでやることと、



2つ目は、優歩と別れること。



…ホントは俺ずっとわかってたんだ。優歩はまだ、裕也に未練があることぐらい。



なのに俺に乗り換えたりして…バカな奴。



3つ目は…自分の気持ちに素直になること。



…だから今日、みずきに返事として、あの言葉を言ってやるんだ―…。



そんなたくさんの想いと決心を胸に、俺はいつもの中学までの道のりをいつもと違う気持ちで歩み始めた。