ど、どうしよう… そうだ、スマホで涼介さんを呼ぼう! と思ったのもつかの間、スマホは自分のデスクの下に置いた鞄の中。 私は、一人ここで誰かが来るのを待つしかなかった。 季節は秋から冬にむかっていたので、薄着だった私は少し肌寒い。 凍えながら誰かがきてくれるのを待つしかできないのか… いろいろ考えを巡らしていると知らぬ間に眠ってしまっていた。