そして、そのあとはみんなと写真をとったり、家族と話したり楽しい時間を過ごせた。


そして、みんなを見送りして、私たち二人きりになると


「結菜驚かせて悪かったな。

どうしても、子育てが始まる前にしておきたかったんだよ。」

ふふっと私が笑うと

「結菜、なに?」

「いや、相変わらず強引だなと思いまして…」


「強引なのは、いやか?」

不安そうにきくかれに私は近づいて耳元で

「涼介さんなら嫌じゃないです。」

と呟いた。