確かに成瀬部長の言う通りだ。 この部屋を気に入ったかどうかを聞くってことは私が住む部屋ってこと それって部長と同居することになるじゃん… 途端に事態の大きさに気づいた私は成瀬部長に 「部長は、私がこの部屋を使わせてもらうにあたって不満はないのですか?」 「別に。 家事してくれるなら家賃もいらないぞ。」 家事はある程度ならできるけど… こんなありがたい話断る理由はない。