こんなに怒った涼介さん、初めてみたよ… そう思ったのは、私だけでなく、至もそうだったみたいで、申し訳そうに声を震わせた。 「成瀬さん、俺のせいです。 僕が、結菜さんにも気持ちがあったため、妻にも、結菜さん本人、そして、成瀬さんまで巻き込んでしまった。 申し訳ございません。」 至は深々と頭を再び下げた。 そして、愛梨さんを連れて私たちの元から去っていった。