「はい、明日ちょうど仕事休みなので病院に行ってきますね。 ちゃんと赤ちゃんいるか診察してもらいます。」 「俺も行くよ、心配だから。」 心配しなくても一人で行けるのに… 「いいですよ。 病院くらい一人で行けます。」 「だめ、俺も行く。」 こうなると涼介さんはいうことを曲げないので、私は諦めて 「じゃあ、よろしくお願いします。」 ペコっと頭を下げると嬉しそうに頭を撫でてくれた。