「クウト、起きて?」

私の横でまだ寝ているクウトを起こす。

「んー、おはよう…リズ」

「おはよう。
ご飯作るからその間に身支度しちゃって」


まだ寝ぼけているクウトに言い残し、私はキッチンに向かう。

しかし、そこにはまだ誰もいなかった。

えっ、もう7時30分なんだけど…


まぁ、いいか…