それから月日がながれた

俺ら家族は 古傷が癒えることなく ただ月日が流れるのを待っていた……



俺は あの日以来 戦に反対してきた……


もちろん
周りの人の 目は……



だから
友達すらいなかった……


そんなある日だった


「あんチャン…頭痛いよ~」


と 半べそをかいた 芽生がよってきた



「おでこ貸してみー」


「あつ!!!芽生熱だなこりゃ…母さん!!俺ちょっと 薬草探してくる」



「気をつけるのよ!!」



「はーい……」